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2006年7月25日 (火)

みんな誰かを殺したい(射逆 裕二)

 第24回横溝正史ミステリ大賞優秀賞、テレビ東京賞受賞作。



 2作目と3作目を読破したからにはデビュー作である。この作品がどうしても欲しくて、ネットで何とか手に入れる事が出ました。しかも、初版本です。早速、読むことに・・・。



 峠で殺人事件が発生した。被害者は、禿げた小太りの中年男性。

 目撃者は2人、相馬文彦は木陰から犯行の一部始終を目撃し、町村寄子は、逃走する犯人の車と曲がり角ですれ違ったのだ。



 事件は単純に解決するように思えたが・・・。最後まで話はもつれていく緻密なプロット(筋)と交錯する犯罪。



 img20060725.jpg みんな誰かを殺したい

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 本作は、二転三転し読み手の思惑をことごとく裏切り、最後まで先を読ませない展開にsign01 そして、どんでん返し。 話が進めば進むほど混乱が深まり、疑心を抱きながら読み進めていました。



 殺したのはか?

 殺されたのはか?



 タイトルどおり、「みんな誰かを殺したい」ですね。登場人物の多さに参ってしまい頭の中が混乱しましたが面白い作品でした。



stars-4-5-.gif


 射逆裕二の3作品中では「情けは人の死を招く」が一番良かったです。



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