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2006年11月30日 (木)

還らざる道(内田 康夫)

 桜の季節、愛知・岐阜県 境の奥矢作湖に他殺体が浮かんだ。shock 被害者は業界大手、白陽インテリア会長の瀬戸一弘と判明。

 瀬戸は、二度と還らないと決めていた過去へ旅立つという手紙を残していた。それは、ずっと隠してきた故郷への旅だったのか? なぜ、いま旅立たなければならなかったのか? 事件の真相を追って、三州、吉備、木曾へ、浅見光彦も推理の旅に出た・・・。



 img20061130.jpg 還らざる道

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 本書、正義感の強い老人・瀬戸一の殺害から事が始まり、被害者の孫娘・雨宮正恵のもとに亡くなった祖父から荷物が届きます。正恵は祖父の死の真相を探るため、愛知県の足助を訪ね、そこで偶然、取材帰りの浅見光彦に出会い、二人で調査して行きます。

 『もう、帰らないと、決めていたが・・・』生前、祖父が遺した言葉は何を意味するのか?を捜し求めます。



 今回の光彦はヒロインである正恵と一緒に事件の真相を明らかにして行き、全国植樹祭にかかわる営林署の隠蔽を暴きます。途中、正恵の母親との絡みの場面では、もしやsign01結婚か? と思わせるような感があり面白く、ラストでは兄・陽一郎のシブさが出ていて良かったですね。

 何時ものことですが・・・今回は足助や加子母の事が詳しく描かれていて勉強になりました。そして、読んでいくうちにフィクションなのか、ノンフィクションなのかが解らなくなってくるのです・・・。実に上手い創りです。



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