« ブレイクスルー・トライアル(伊園 旬) | トップページ | さまよう刃(東野 圭吾) »

2007年2月 6日 (火)

黒と白の殺意(水原 秀策)

 椎名弓彦は「殺し屋」の異名を持つ、天才的なプロ囲碁棋士。ある日弓彦は、対局で訪れたホテルで、日本囲碁協会・大村理事の死体を発見する。shock 股間と胸を刺されて絶命している彼のそばには彼の小学生の息子、啓太が呆然と立ち尽くしていた。

 容疑者は弓彦の弟・直人。IT関連の会社に勤めており、日本囲碁協会とビジネス上のつきあいがあった直人は、彼にリベートの増額を要求されたことが動機ではないかと疑われていた。その矢先、直人は大村の自宅に不法侵入した罪で拘留されてしまう。



 img20070206.jpg 黒と白の殺意

icon



 本書、弟・直人に掛けられた容疑を晴らすべく弓彦は、直人の会社の女性経営者・桐山千穂の協力を得て調査を開始する。その過程で日本囲碁協会の不正などを次々と発見して行き、事件を解決して行くというものです。



 随所に囲碁の対局や基礎知識が盛り込まれている楽しい展開。プロットもよく出来ていたし、主人公のキャラも立っていたので、飽きずに一気に読める作品でした。特にラストでの師匠との対決は見物でしたね~。また、囲碁界の現状や歴史が解るなど、良い勉強になりました。しかし、途中で犯人が解りかけるのは・・・少し減点ですね。



stars-4-0-.gif

|

« ブレイクスルー・トライアル(伊園 旬) | トップページ | さまよう刃(東野 圭吾) »

水原 秀策」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ブレイクスルー・トライアル(伊園 旬) | トップページ | さまよう刃(東野 圭吾) »