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2007年2月18日 (日)

東京ダモイ(鏑木 蓮)

 第52回江戸川乱歩賞受賞作



 男は帰還(ダモイ)を果たし、全てを知った。

 極限の凍土・シベリア捕虜収容所で起きた中尉斬首事件。

 60年間の沈黙を自らに強いた男が突如、姿を消した…。

 風化する歴史の記憶を照射し、日本人の魂を揺さぶる感動作sign01



 img20070218.jpg 東京ダモイ

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 本書は、戦後のシベリア抑留兵の実態を描きつつ、強制収容所内で発生した日本人将校の不可解な“斬首事件”と現代日本で起きた“ロシア人女性殺人事件”。これらの謎をシベリア当時二等兵だった老人の手記が綴られた『俳句集』を手掛かりに解き明かします。そして、シベリア、満州を合わせて30万人の死者を出したとされる広島・長崎原爆に匹敵する大惨事、シベリア抑留者の“強制労働”を風化させていいのか?また、“ダモイ”という言葉の意味を理解できるのか?を問う壮大な物語です。



 シベリア抑留を回想するシーンでの過酷な生活の描写には凄いものがありました。shine 話には聞いていましたが、ここまで過酷だったとは思っていなくて良い勉強になりました。しかし、作中に詠まれる俳句の解釈が困難で、刑事や主人公たちの謎解きもイマイチで引き込まれなかった。トリック自体にもかなりの無理が感じられました。weep



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