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2007年3月 6日 (火)

トキオ(東野 圭吾)

 男は父親になっていく。「彼」との出会いによって。

 1979年、浅草。時を超えた奇跡の物語。

 俺は、あんたの息子なんだよ、宮本拓実さん。未来から来たんだ。あと何年かしたら、あんたも結婚して子供を作る。その子にあんたはトキオという名前をつける。その子は十七歳の時、ある事情で過去に戻る。それが俺なんだよ。



 img20070306.jpg トキオ

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 本書、不治の病を患う息子・時生に最期のときが訪れつつあるとき、父・拓実は妻に二十年以上前に花やしきで出会った謎の少年との想い出を語りはじめる。堕落した人生を歩んでいた拓実の前に見知らぬ若者が現れ「トキオ」と名乗る青年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の捜索に乗り出す。その過程で若き日の父親は、トキオに窮地を救われ、励まされ、そして、ひとりの人間として成長していく過程を描いた父子の物語です。

 ストーリー的には大したことはないのですが、読んでいくに連れ惹きつけられる作品でした。時を越えた父子の絆には感動しましたね~。 特にラストでは流石sign01東野圭吾って感じで、さわやかな余韻が残りました。



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