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2007年3月18日 (日)

乱鴉の島(有栖川有栖)

 友人の作家・有栖川有栖と休養に出かけた臨床犯罪学者の火村英生は、手違いから目的地とは違う島に連れて来られてしまう。通称・烏島と呼ばれるそこは、その名の通り、数多の烏が乱舞する絶海の孤島だった。

 俗世との接触を絶って隠遁する作家。謎のIT長者をはじめ、次々と集まり来る人々。癖のある住人。奇怪な殺人事件。精緻なロジックの導き出す、エレガントかつアクロバティックな結末。



 img20070318.jpg  乱鴉の島

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 本書、烏の孤島を舞台に崇高なる詩人を慕い集まった人々。そこに場違いの火村有栖川が訪問し、殺人事件が発生する。そして、捜査を開始する火村や有栖川に対して、彼らはこの島で一体何を行おうとしているのか口を閉ざし続けるが……、火村の推察により暴かれ、人間のエゴや醜さが描き出された作品でした。



 火村シリーズ4年ぶりの新刊だそうで、よく出来たミステリーに仕上がっていました。消去法から真犯人を見つける推理のプロセスやロジックは本格的で良かったです。しかし、事件発生が中盤あたりから起きる事と、驚愕や感動する場面がなかったのが残念です。weep



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