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2007年5月

2007年5月27日 (日)

氷の華(天野 節子)

 吉川栄治文学賞受賞作。



どこに居たって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。連続無差別殺人件。あらゆる場所に「毒」は潜む。誰が、何故、何のために?そして事件は・・・それぞれの“名もなき人生“を炙り出す。

 結婚12年の隆之恭子は、誰もが羨む夫婦生活を送っていた。ある日、恭子のもとにかかってきた夫の愛人と名乗る女からの電話。そこで告げられた事実が、彼女を殺人へと駆り立てる。罠が罠を呼ぶ、本格ミステリー。



 img20070527.jpg  氷の華

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 本書、事件を起こさざる得なかった犯罪者の動機を基に人間の持つ“弱さ”や“脆さ(もろさ)”というものを描いた作品。

 主人公・瀬野恭子は知的で華やか、プライドが高く何不自由ない生活を送っている。彼女はある瞬間をきっかけに心を凍てつかせ、殺意を抱き犯罪へ…。weep

 トリックを解き明かそうと執念深く追う戸田刑事との攻防が実によく描かれていて、テンポがよく一気に読める作品でした。 プロットも確りとしていた。何よりも、罠に嵌った主人公が逆に罠を仕掛け完全犯罪にするところは面白い。このままラストを迎えた方が良いと思っていたが…、そこはやはり作者の思いなのか、綺麗な幕切れでした。

 次作が楽しみです。happy02



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セブンアンドワイ

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2007年5月19日 (土)

小ぶりながら“春烏賊”

 今朝、友人二人と私の三人で瀬戸内の東二見へ行ってきた。cardash 実は日本海へ行くはずだったが、天気予報で波の高さ wave2m“、“北西の風やや強く“となっていたので釣りにならないと思い断念した。weep

 午前4時前、釣り場に到着。西の風が強い、でも波のうねりは無く何とか釣りが出来そうなので早速準備に取り掛かる。暗闇の中、キャスティングを試みる。そして、シャクリを入れる。潮を流れは大した事はないのだが、横風でラインがふける。釣り難いが何とかガンバルことに…。

 そろそろ夜が明ける頃、隣でシャクっていた友人の“杉本”君のロッドが弘を描き、もう一人の友人がギャフを手に駆け寄っているではないか…。「ウォ~~~、ヒットか~」

 「残念 weep、ちょっと小さい」 “600g



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  この前に続き、またもや小ぶり。でも、食べごろサイズなので“OK”。

 「よ~~っし、時合い到来sign01」俄然、ファイト~ 一発~~っ。

 しかし……、後が続かない。諦めずキャスト&シャクリを繰り返していると、見を覚えのある人が…、お~くぼ君だぁ~。どうやら明石でシャクっていたらしく、三人組で登場。

 しばらく一緒にシャクッて居たが、ポイント移動するとのこと、お互い「がんばってなぁ~」と励ましあいながら別れた。そして、しばらくシャクってはみたが釣れそうにない。時間は午前7時過ぎだが、ここで竿をたたむ事に。釣れたのは朝一の“杉本”君の一杯だけ。私は痛恨の“坊主”。angry



 またもや、次回は“必ずやキロアップを…”と胸に秘め東二見を後にした。rvcardash



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2007年5月11日 (金)

水上のパッサカリア(海野 碧)

 第十回日本ミステリー文学大賞受賞作



 腕の良い自動車整備工・大道寺勉は3年半前からQ県にある湖畔の借家で、一回り近く年下の片岡菜津と穏やかに暮らしていた。半年前、暴走族の無理な追い越しによる交通事故に巻き込まれ、菜津が死んだ――。weep 菜津が育てた飼い犬と静かな暮らしを続けていた11月のある日、が帰宅すると昔の仲間が家の前で待っていた。菜津は謀殺されたのだという、衝撃的な事実を携えて…。



 img20070511.jpg  水上のパッサカリア

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 自動車整備士の主人公には、何か訳ありの過去があるらしい。そんな秘密がいくつも隠されたまま、話は進行していく。この主人公は一体何者なのかは中盤になるまでわからない作りになっています。

 <始末屋>グループの登場やその背景など、いささか乱暴な設定を盛り込んだり、謎と意外性のためのプロットをとったりしながらも、それが有り触れていてつまらないもので終っていない。

 興奮するような活劇や劇的なサスペンスにやや乏しい感じはするものの、湖畔の生活や女性と犬についての回想などが実に精緻に描かれているため、知らず知らずのうちに物語に引き込まれてしまいました。book

 然しながらこの作品、ミステリーではなくハードボイルドタッチ のの物語でした。



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2007年5月 4日 (金)

冬眠から醒めて

 ここ最近、暖かいというより暑いくらい。いい加減に冬眠から醒めないと……と思い、釣りに出かけることに。兵庫県北部ではそろそろ春烏賊シーズンインのはずsign01早速、昨日の早朝から友人二人と私の三人で日本海は香住へ行ってきた。rvcardash



 午前4時頃釣り場に到着。少し風が吹いているが釣りをするには大して影響ないほどだった。それよりウネリ wave が出ていたので、こちらの方が心配だった。shock



 ともあれ半年振りのアオリ。暗闇の中、竿を出しシャクルことに……。そろそろ夜が明ける頃、 “ググッ”「おっと~、きたでぇ~~~」久し振りの手ごたえ。しかし、ドラグを鳴らすほどのヤツではなかった。weep



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 上げて直ぐにドラグチェッカーで計ってみると“800g”、 小振りではあるが食べごろなので“ヨシ”ということで。友人達もテンションが上がり竿を振る「こんどは俺がデカイのんを釣ったるsign01」と言いながら…ではなく叫びながら…。



 この後、残念ながら誰の竿にもアタリはなく、時間だけが過ぎていった。そして、北風が強くなりキャスティングしても飛距離が出ない、思うように釣りが出きない状況に。angry 仕方なくこのポイントを諦め、風裏になる所を探し求め移動することにした。しかし、日本海側は北に面しているので風裏なるポイントが在る筈もなく、少しでも和らいでいる所を求めランガンしながら幾度も竿を振ったが、アタリすらなく烏賊を釣り上げることは出来ず敢え無く撃沈 竿を畳んだ。この日釣ったのは朝イチの1杯だけ。



 次回は“必ずやキロアップを…”と胸に秘め日本海を後にした。car



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