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2007年6月

2007年6月24日 (日)

毒草師(高田 崇史)

 鬼田山家の先々代当主・俊春が撲殺した、一つ目の子山羊。以来、この家では「一つ目の鬼を見た」と言い残し、内側から鍵をかけて離れに閉じ籠る人間が相次ぐ。そして誰もが、そこから忽然と姿を消してしまうのだ。shock

密室からの失踪事件として警察が動き始めたある夜、鬼田山家の長男・柊也が、自室で何者かに毒殺される。weep しかも、その場にはダイイング・メッセージが残されていた。捜査が暗礁に乗り上げた時、関係者全員の前に、突然、御名形史紋という“毒草師”を名乗る男が現れた。彼は一連の事件を『伊勢物語』になぞらえ、事件はほぼ100%解決したと言い放つが…。忌まわしき家伝の秘密が暴かれた時、新たな殺人が始まる―。



 img20070624.jpg  毒草師

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 本書、東京の旧家で連続失踪と謎の毒物による殺人事件が起きる。これらの事件を医療関係雑誌の編集者・西田真規と、その怪しい隣人・御名形史紋(みなかたしもん)が“伊勢物語”の『鬼一口』の話をなぞり解決していくというもの。

 “一つ目の鬼”にまつわる話を紐解くため、伊勢物語から派生して歌人・在原業平(ありわらのなりひろ)や、ギリシャ神話の『キュクロプス』が出てきたりしてちょっと重たかった。sleepy しかし、著者の解釈によるものなのかは解らないが、御名形が業平の歌に込められた意外な真実の語りには興味をそそられた。何より自らを”毒草師”と名乗る御名形のキャラが立っていて良かった。また、ラストでの毒草の知識を交えながらの謎解きには楽しませて貰えた。



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セブンドリーム・ドットコム

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2007年6月22日 (金)

最愛(真保 裕一)

 小児科医の押村悟郎の携帯電話が鳴った。警視庁の刑事からだった。18年間会っていない姉が、意識不明で救急病院に搬送されたという。shock 重傷の火傷、頭部にうけた銃創。しかもそれは、伊吹という男と婚姻届を出した翌日の出来事だった。姉のアパートで見つけた不審な預金通帳、姿を現さない新婚の夫。噛み合わない事実、逃げる男と追う男。「姉さん、あなたはいったい何をしていたんだ…」愛のかたちがここにある―。



 img20070622.jpg  最愛

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 本書、幼い頃に両親を事故で亡くし、お互い違う親戚に引き取られた姉と弟。音信不通だった姉が不慮の事故に遭い意識不明の重体であるとの知らせを受ける主人公の弟。姉の過去を調べていく過程で段々と明らかになるその姿に愛おしさで胸が締め付けられる。交わりとすれ違いを繰り返す登場人物それぞれの想いが、“最愛”という言葉を何度も響かせる。深く惹き込まれ、忘れがたい余韻を残す。

 この作品ミステリーの範疇ではないが、結末に繋がる伏線の張り方はミステリー的で最後まで一気に読めてしまう。こういうプロットは著者の意図したことだろう。なによりも著者が問いたかったことは、“罪を犯した人を受け止められる”か?また、自分も罪を犯した人であれば“傷をなめ合うような愛し方ができる“これが愛と言えるのか?そして、ラスト・・・う~ん、考えさせられる book だった。



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セブンアンドワイ


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2007年6月17日 (日)

菖蒲

 今日、嫁さんに誘われ長女を連れて 三田市に在る永沢寺へ“菖蒲”を観に行ってきた。4月は水芭蕉、5月は牡丹で、6月のこの時期は菖蒲園で有名な寺である。

 永平寺は三田市の北部、家からだと車で1時間ちょっとの所にある。駐車場は無料なのだが入場料が900円。高いsign01

 中へ入ると一面花菖蒲でとても綺麗だ。もともと野花菖蒲が自生していたところに、全国から集められた6500種300万本が植えられているらしい。

 菖蒲の葉は剣の形で香気が強いので邪気を払うとされ、五月五日の節句には軒や車にさし、後世は酒にひたしたり、湯に入れたり、種々の儀に用いたらしい。



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 まだ満開ではなく、八分咲きのようだが…。しかし、色とりどりの花菖蒲が咲乱れとても綺麗だった。久し振りに愛機 Nikon-F100 を持ってきたのだから撮るぞ~ってな具合に私は一眼レフを、嫁さんと長女はデジカメで。

 嫁さんと長女が撮ったのが↓



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 今日は綺麗な花を観賞できて良かった良かった。happy01

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2007年6月16日 (土)

またしても小ぶりなアオリイカ

 今朝、友人の杉本君と二人で午前3時に瀬戸内の某所へ向けて出発した。今日は6時半頃にあがる予定。昨日降ったrainの影響で濁りが杯っているのでは gawk …と、心配していたが思った程ではなかった。でも、多少の濁りは入っているようだ。

 いつになく今日は、エギンガーの数が少ないような? やはりみんな濁りを警戒して布団の中で楽しい夢でも観ているのだろうか? 何はともあれタックルの準備をして、二人は別々のポイントを狙うことに…。

 竿を振り出してまだ数投しかキャストしてないのに、杉本君から電話が…。出てみると『小さいですが、fish 上げましたよsign01』なに~~~。早速、行ってみると“600g”のイカちゃんが…。



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 もう直ぐ夜が明ける。『俺もガンバらねばぁ~』と叫びながらキャスト。しかし、無情にもアタリがない。しばらくキャスト&シャクリを繰り返すが、二人とも全くアタリがない。こうなるとダラケムードが起き真剣さが半分になる。

 そして、最悪のパターンへ…と、なるのが普通だが今日は違っていた。杉本君の竿が弘を描いている。2杯目かぁ~。『やられたぁ~』と心の中で呟きながら眺めていると…。杉本君が『あれっ~バレたぁ~』なんとsign01 バラシタではないか…勿体無いことを…。weep まだこの辺りに居ると思いキャストするが釣り上げることは出来ず、時間だけが過ぎていった。

 そろそろタイムリミット。weep 仕方なく竿を畳むことに。

 今日の釣果は、杉本君の小ぶりな1杯だけ。小さくても釣れるだけ良いよなぁ~。ok しかし、今シーズンはキロ以下ばっかり weep どうしてだろう…?



次回は“必ずやキロアップを…”と胸に秘め瀬戸内の某所を後にした。





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2007年6月10日 (日)

騙し絵の館(倉阪 鬼一郎)

 過去に怯えながら瀟洒な館でひっそりと暮らす少女。過剰なまでに彼女を守ろうとする執事。そして頑なに作品の刊行を拒むミステリー作家。「額縁の中の男」と名乗る者による、連続少女誘拐殺人事件が勃発するなか、謎めいた彼らの秘密が少しずつ明かされる。shock



 img20070610.jpg  騙し絵の館

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 本書、幻想的な館を舞台に猟奇的な連続少女誘拐殺人事件の犯人をミステリー作家・金原美彦が推理する。その過程で登場人物の秘密や隠されていた事件の謎と真相が明らかにされるたび、張り巡らされた大量の伏線に気付かされるというもの。

 はっきり言って後半に差し掛かるまで面白くない。dash 詩的に書かれ、誰の事を描いているのか?はたまた妄想なのか?さっぱり解らなくて理解に苦しんだ。情景描写は下手だし、増してや感情移入なんかは持っての他。読んで行くにつれ嫌気が差してくる作品である。angryannoy

 しかし、後半はバタバタしながらもタイトルである“騙し絵”さながらの伏線を用意していたところはかされた。ちょっと強引だけど…。happy01

 

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2007年6月 6日 (水)

ソウルケイジ(誉田 哲也)

 多摩川土手に乗り捨てられたワンボックス・カーから、血塗れの左手首が発見されたsign01shock 姫川玲子たち捜査一課殺人犯捜査係の刑事たちは、所轄と組んで捜査にあたる。しかし、手首の持ち主と思しき男の周辺を調べていくうちに、つぎつぎと意外な事実が浮かび上がって…。進境著しい俊英・誉田哲也が渾身の力をこめて描く、丹念に積み上げられた捜査小説にして、胸をうつ犯罪小説の白眉。



img20070606.jpg  ソウルケイジ

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 本書、昨年『ストロベリーナイト』で“警察小説にニューヒロイン登場”と騒がれた警部補・姫川玲子の続編となる2作目。綿密な捜査描写とサスペンス溢れる展開の中で、愛と情を描いた作品。

 刑事たちの葛藤や子を思う父親の姿を上手く噛み合わせたものになっていた。そして終盤、バラバラのピースが1つになるところはワクワクする感じでとても良かった。そして、随所に入る主人公・姫川の独り言の突っ込み。この突っ込みが妙に楽しめる。 また、井岡刑事のキャラが気に入りました。lovely 関西弁を話すキャラには、親近感が湧くからでしょうか?



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2007年6月 3日 (日)

キロアップを釣りたい

 昨日を朝、友人の杉本君と二人で午前1時に香住へ向けて出発 cardash した。

 午前3時半頃に到着し早速、タックルの準備に取り掛かり4時前には竿を振っていた。この日は、大潮で期待ができる。shine

 白々と夜が明けてきた。キャスト&シャクリを繰り返すが、二人とも全くアタリがない。どうして…weep

 完全に夜が明けてしまい、ブルーな気持ちに…。だが…それは、突然にやってきた。隣でシャックっていた杉本君の竿が弘を描いている。『きましたよ~note』と微笑んでいる杉本君。『マジかよ~sign01』と私。先を越され少しショックではあるが、ギャフでランディングに務める。



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 計ってみると900gである。“う~~ん、キロ越えは難しい~”

 次は私の番でると自分に言い聞かす。しかし、後が続かない。

 しばらくして、『おっしゃ~~~』と私の竿にきたのである。 今度は杉本君にランディングしてもらう。



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 キロ。“う~~ん、キロ越えは難しい~”今年は何故かキロアップから見放されている私である。



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 この後、小ぶりの甲烏賊を釣り上げてしまったannoy。姿が“グロ”すぎるので画像のアップはしないことに。

 気を取り直し、竿を振るが二人にアタリがない。已むなくこのポイントを諦め移動することに。

 次に狙うポイントは、久美浜。兵庫県北部から1時間程かけ、京都府は京丹後市への移動。某漁港へ到着し竿を振る。数投した後、杉本君の竿に900g。これで杉本君が2杯。

 その後、ランガンを繰り返すが烏賊の姿を拝む事は出来ず、時間は5時。これから夕まずめ時だが二人とも歳には勝てずsweat01、これで竿を畳むことに。釣果は、二人で3杯だった。



 次回は“必ずやキロアップを…”と胸に秘め京丹後市を後にした。





大塚製薬の通販 オオツカ・プラスワン

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