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2007年12月15日 (土)

交渉人遠野麻衣子・最後の事件(五十嵐 貴久)

 銀座交番、桜田門、鎌倉新宿ライナー、二階建てバス…。都内の各所で爆弾事件が発生する。要求は2,000人の死傷者を出した“宇宙真理の会地下鉄爆破テロ事件”の首謀者・御厨徹の釈放だった。犯人から警視庁との「交渉人」に指名されたのは、広報課の警部・遠野麻衣子。限られた時間の中で、真犯人を突き止め、広い東京から爆弾を発見しなければならない。さもなければ、未曾有の大惨事に見舞われることになる―。shock

 交渉人と真犯人の息詰まる4日間。緊迫のクライマックスまで一気読み、かつてないスケールの傑作サスペンス。



 img20071215.jpg  交渉人遠野麻衣子・最後の事件

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 ある日、銀座のホテルにいた警視庁広報課警部・遠野麻衣子のもとに、奇妙な電話がかかってきた。それは“宇宙真理の会“の教祖・御厨徹を釈放しろという内容だった。その会話の途中で、二丁目交差点近くの交番が爆破された。麻衣子は「交渉人」として、謎の脅迫犯を尽きとめるべく行動を起こしたが、やがて各所で爆弾が見つかり、都心は混乱の極みに達していく。

 犯人の思惑通り情報パニックとなった東京。タイムリミットが迫る中、犯人と交渉しながらも、その犯人と爆弾の所在ををつきとめ、事件を解決していくという警察サスペンス作品。

 本作は、サスペンスの王道のような作品だが、つねに予想を裏切る展開が待ち構えているのに加え、奇抜なアイディアと意外な真相が見事に絡みあって極上の面白さを生み出していた。



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