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2008年1月15日 (火)

迷宮のファンダンゴ(海野 碧)

 東京・調布に自動車整備工場を構えた大道寺勉がテレビの中に見つけたのは、二十三年前、アメリカのサバイバルキャンプ時代に初めて愛を交わした女、マリアン・ドレイパーだった。

 来日中のハリウッドスターのボディガードを務めていて、大きな交通事故に巻き込まれたらしい。入院中の彼女と再会した勉だが、数日後、彼女は突然病院から姿を消した―。



 img20080115.jpg  迷宮のファンダンゴ

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 23年ぶりに再会した女性が突然姿を消してしまう。事件に巻き込まれたのか、それとも自ら姿を消したのか?彼女を探す主人公。

 本作は、その彼女を探して行くにつれ、危険な事件へと巻き込まれていくという、前作の『水上のパッサカリア』同様のハードボイルドタッチの作品に仕上がっている。続編ということだが、主人公と愛犬が引続き登場するだけで独立したストーリー展開になっている。

 前作に比べ引き込まれるところがなかった。主人公はイマイチ立ってなかったし、強いのか?弱いのか?解らない。著者は、この方が人間味があって良いと思ったのかもしれないが、矛盾点が多々あった。それと描写にこだわったためか、話しの腰を折ってしまうところがあり、内容に緊迫感がなく面白さに欠けていた。weep



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