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2008年5月

2008年5月25日 (日)

白蛇の洗礼(高田 崇史)

 濃茶の席で、裏千家教授、大澤信郎の次男・祐二が毒殺された。事件とはまったく無関係の編集者・西田は、会社の業務命令を受けて調査を始める。やがて、容疑者とされる美女・神凪百合に淡い思いを抱いた彼は、彼女への疑いを晴らすため、事件解明に向けて奮闘する。しかし、その後も続発する毒殺事件を前になす術もなく、隣室に住む、自称“毒草師”の御名形史紋に相談を持ちかけた。数日後、関係者一同の前に颯爽と現れた御名形は事件の謎を看破し、大澤家が隠匿し続けた秘密を暴き出したsign01「千利休=キリシタン」説が呼び覚ます、殺人の系譜―。驕慢尊大な男・御名形史紋の推理が冴える。



 img20080525.jpg  白蛇の洗礼

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 茶席で謎の毒物による連続殺人事件が起きる。これらの事件を医療関係雑誌の編集者・西田真規と、その怪しい隣人・御名形史紋(みなかたしもん)が、解決していくというシリーズ第2弾。語り手は、前回と同じく西田真規。このキャラ魅力がないのが非常に残念ではあるのが、いい雰囲気を醸し出している。御名形史紋はというと、相変わらずの奇人変人ぶりは健在。

 本書、事件と平行して語られる歴史的謎、”千利休=キリシタン”説。この千利休についての考察のくだりが重たい。angry 主人公は千利休だという位語っていて、事件の謎と千利休の謎との絡みが薄かったことが起因している。また、御名形史紋の出番が非常に少なかったことが残念だ。weep 物語としては、前作・毒草師の方が面白かった。次作では、ミステリーとして楽しめる作品にしてもらいたい。



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2008年5月18日 (日)

リベンジ

 GWのリベンジを果たすべく、昨日、奥野君・杉本君とで香住へ行ってきた。お~くぼ君からの情報で、GWの後半から良く釣れているとのこと。この前(5/3)に行った時は、散々な結果に終っているので、なんとか一矢報いたいところである。

 午前1時過ぎに出発し、3時半頃、香住に到着したが凄い車の数である。駐車できるスペースが在るのか?心配したが何とか止められるところを見つけ、タックルの準備に取り掛かる。これも釣れている証だと納得し、暗闇のなか足早にポイントを目指す。しかし、車数のわりにはエギンガーが少ないようだ。まだ夜明け前なので、車中で仮眠をとっている人も居るのだろう。と、勝手な解釈をする。まぁ人が少ない方が有り難いのだが…。

 ようやくポイントに着き暗闇の中、期待を込めキャストする。何度もキャストするが、アタリが全くない。weep 白々と夜が明けてきた、イカちゃんの姿を拝むことができない。これは、マズイ shock 朝マズメに釣れないと不安である。しかし、無情にも時間だけが過ぎ夜が明た。なおも釣れない。

 6時半頃、遂にその時がきたsign01久し振りの“グイ~ングイ~ン”と強い引き。楽しい。happy01



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 1,300gイカちゃんである。これで何とか一矢報いることができた。

 しかし、この後が続かない。weep

 あまりにも釣れなくて、少しダレ気味になってきた8時半頃。秘密兵器の登場ということで“2005年 YAMASHITA エギ王決定戦 in 淡路”の参加賞で戴いた非売品のエギにスウィッチ。すると直ぐに“ジィ~~~”と1杯目よりも強い引きでドラグが出て行く。これはかなりのイカちゃんだぁ。



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 揚げてみると1,700g、まぁまぁだ。非売品エギは効くぞ~。ってことで、ロストすると勿体無いので秘密兵器の出番はこれで終わり。

 そして…1時間後。やっと杉本君に 1,350gのイカちゃんがsign01



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 この後、またまた続かず、ダレダレ気味。

 12時頃ようやく3杯目を揚げた。



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 それから、直ぐに 1,400g含む2杯を追加することができたが、奥野君だけがまだイカちゃんを釣り揚げていない。このままだとマズイのでは…。shock 何としてでも揚げて貰わないと帰ることができない。

 暫らくして、『きたっ~~』と、奥野君が叫ぶ。横を見ると竿が弓なりに…。おめでとう。 ↓



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 これで3人とも丸ボウは免れた。この後、杉本君が小ぶりな奴を1杯追加して3時半。みんな歳には勝てず帰路に着くことに。cardash

 結局、この日の釣果は、5杯。杉本君が2杯。奥野君が1杯。合計8杯、春イカの強い引きを味わうことができ、満足のいく一日だった。何よりもリベンジを果したことが嬉しい。



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2008年5月11日 (日)

狐火の家(貴志 祐介)

 長野県の平和な農村で殺人事件が発生。一家が松本の親戚宅に出かけている間、一人残った中学3年の長女が自宅で殺害されたのだ。強い力で突き飛ばされて、柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築百年は経とうかという古い日本家屋。玄関は内側から鍵がかけられた密室状態。第一発見者の父親が容疑者となり、青砥純子が父親の弁護にあたる。純子は、防犯ショップの店長、榎本径を現場に呼ぶ。この男、本職は泥棒としか思えないが、推理の冴えは抜群だった。



 img20080511.jpg  狐火の家

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 ホラー作品を次々と発表していきた著者。本格ミステリーは『硝子のハンマー』に続き二作目で、前作同様女性弁護士・青砥 純子榎本 径のコンビが活躍する。

 長野県の日本家屋で発生した事件を描く表題作など、四編のストーリーはいずれも密室がテーマ。榎本は“裏の顔“として泥棒の肩書きを持つこと暗示されているが、純子と協力して謎を解く探偵役として活躍し、物語の中で実在する泥棒の手口の一端も明かす。

 泥棒への備えに対する正しい知識は、まだまだ一般の人たちには浸透していない。本作を読みことで、泥棒が半歩先を歩んでいるという現状を認識しておきたいものである。

 とはいえ、作品はあくまでもエンターテイメント。ミステリーでは、とかく人が死んでしまうことが多いなか、本作はユーモアを極力多く入れ、甘口になるよう心掛けられている。それと、本作では登場人物に対する新たなキャラ付けにも成功し、謎解きと異なる角度の楽しさも増えた。



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2008年5月 3日 (土)

屈辱の春烏賊

 いよいよ春烏賊シーズンの到来である。今年も例年の如く日本海へ向け、友人の奥野君と杉本君の3人で釣行することに。何時もながらのことで半年振りの釣りである。

 午前2時過ぎ、自宅を出発し4時半頃、香住に到着。毎年、どういう訳か年初の春烏賊釣りは此処となっている。多分、丸ボウがないからだろう。必ず誰かがキロアップを釣り上げている。

 久し振りのキャスト&シャクリだ。早速、タウリンを補給し釣り始める事に…。

 幾度となくキャスト&シャクリを繰り返す。朝マズメも過ぎたのにアタリが全くない。嫌な予感が脳裏をよぎる。快晴で微風のコンディションなのにどうしてだろう?ここ最近の情報では水温が低いと、聞いてはいたが…。まだ、水温が低いのだろうか?そんなことを思いながらキャストを繰り返す。

 時間も過ぎ10時頃、北風が強くなってきた。この状況では釣りにならない。仕方なく風裏になる湾内へ移動することに。しかし、まだ湾内には入ってきておらず、こちらもアタリすらない。そう言えば、お~くぼ君が島根県へ行っていることを思い出し、メールで状況を聞くことに…。すると…釣れているとのこと。羨ましく想いながら、やむなく風当たりの少ない場所を求め、ランガンする羽目に。rvcardash



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 何箇所かでキャストするが、全くダメで、結局、竹野まで来ていた。ここでは風もやや弱く粘ることにしたのだが、友人達が体力の限界を訴えてきた。私より随分と若いのにだらしないことだ。やむなく4時前に撤収。夕マズメを待たずして、この日は痛恨の丸ボウ weep

 今期初の釣行は、出だしから躓いてしまった。適正水温に達してなかったことが起因しているだろう。なのに東へと移動してしまった。愚かだ西へ移動すべきだった。次回は必ずやリベンジを果たすぞ



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