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2008年8月

2008年8月31日 (日)

秋烏賊(その1)

 昨日の早朝から、友人の宮本君と京都府は京丹後市へ、今季初の秋烏賊を狙いに行ってきた。

 ここ最近の4、5日は雨が降ったり止んだりと鬱陶しい天気が続いている。この日も天気予報では京都府北部は曇り一時雨となっている。雨が降らないのを期待して、5時過ぎ某所へ到着。雨は降ってなかったが、今にも降りだしそうな雲行き、おまけに暴風ときている。海はというと wave ウネリが出ていて最悪のコンディション。shock このポイントへ来るといつもこんな感じで、もう慣れてしまった感がある。雨が降り出す前に釣っておこうと、早速タックルの準備に取り掛る。

 先ずは、“3.0号”のエギでフィールドチェック。数投目でアタリが・・・”グィーン”と、なかなか良い引きである。

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 この時期にしては良型の 600gをゲット。幸先の良いスタート切り、気を良くしてキャスト&シャクリを繰り返す。然し、烏賊ちゃんは抱いてこない。“3.0号”を諦め、“2.5号”にチェンジし、ハイピッチ・ショートジャークで新子ちゃんをゲット。中にはエギと同じくらいのサイズが抱いてくる。でも、このサイズはリリース。

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 暫らくして、雨が降り出してきた。横殴りの雨である。おまけに雷も鳴り鳴り出す始末、このまま釣りを続けるのは危険と思い、一時撤退。weep

 この後、雨は降ったり止んだりを繰り返すが、風は一向に止みそうにない。仕方がないので、ポイント移動することにしたが、どこも同じようなもので北からの風が強い。休憩を挟みながらキャストするが、烏賊ちゃんはゲットならず。そうこうしている間に“夕まずめ”になってしまった。

 この頃には風も和らぎ釣り易くなっていたが、雨は相変わらず降ったり止んだり。ラストチャンスに賭けキャストするものの、釣課は上がらずトータル12杯という結果で竿を畳むことに…。weep

 今回は、風雨に悩まされた最悪の釣行だった。次回は必ずやsign01リベンジを、と胸に秘めポイントを後にした。

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2008年8月17日 (日)

誘う森/吉永 南央

 一年前のあの日、香映は自殺してしまった。何の前触れもなく。未だに妻の死を受け入れられない洋介。不眠症を患った洋介は 歩くことで、この状態から脱しようと試みる。しかし、彼女の過去の断片が、町のあちこちに散らばっている―。謎に満ちた妻の過去から、死の真相を探る決意を固める洋介。自殺の名所と呼ばれる森で、自殺防止のボランティア活動をしていた彼女に、いったい何が起きたのか。少しずつ暴かれる真実は、かの森へと洋介を導く。



 img20080817.jpg  誘う森

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 「私たち、似ているわ」そう言っておきながら、勝手に逝ってしまった妻。彼女の死への疑問から洋介は自らの足で、その真相を探る決意を固める。妻の死に隠された秘密、死を呼ぶ森の謎とは…。shock

 本書、不審な行動をとる妻の妹、妻の残した手掛かりや失われた過去を探るにつれ、老舗の酒蔵である妻の実家の秘密が徐々に明らかにされていくと、同時に謎が深まっていく展開に引き込まれる。生前の妻の視点からのストーリーを挟むことにより謎解きを面白くさせているが、本書は推理で犯人を追い詰めていくタイプのミステリーでない。悲しみを文体に漂わせ独特の雰囲気を醸し出した、どちらかといえば重めのミステリー。明らかにされていく真相は切ないものだ。weep



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2008年8月10日 (日)

サークル/北島 行徳

 高校受験に失敗し引きこもりとなった友樹は、精神科医の東山と出会い立ち直ろうとしていたが、友人の起こした事件に巻き込 まれ犯罪者の烙印を押されてしまう。一方、友樹を救えなかった東山も無力感に苛まれていた。新たなプロジェクトへの参加を決意した東山とパティシエ修業を 始めた友樹。過去と決別すべく立ち上がった二人の運命は?衝撃の医療ミステリー。



 img20080810.jpg  サークル

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 本作は、精神医療を題材にした物語。

 三田村友樹は、中学のときの事故が原因で希望高校に進めず、やがてひきこもりになってしまった。精神科医の東山と出会ったことで立ち直ろうとしていたが、友人の起こした事件に巻き込まれてしまう。weep

 その後、東山は何者かに襲われ、記憶を失う。S病院のベッドで目覚めた東山は、ある女性から「ここは病院ぐるみで患者に虐待を行っている疑いがある」と聞かされた…。

 猟奇殺人が出てくるサイコものなどとは違って、ごくありふれた人たちの心の病が扱われており、治療法をはじめ何が正しいのか?不確かな世界が巧みに描かれている。静かな日常のサスペンスを生み出しているのは、独特なゆらぎの感覚。



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2008年8月 2日 (土)

特命/麻生 幾

 洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の開催を4日後に控え、最大の緊張状態にある成田空港において密入国を図った男が謎の言葉を残して変死した。その男が残したのは、決して洩れるはずのない警察庁の海外特別協力者(エージェント)の暗号名と運営官の実名だった。サミットへの脅威との関連を懸念する警察庁首脳は、一人のキャリア・伊賀剛に単独調査の特命を与えた。将来を嘱望されていると自任する伊賀は、泥臭い調査を命じられ、また裏切り者呼ばわりされることに屈辱を覚えながらも動き始める。難航する調査の末、伊賀が辿り着いてしまったのは、日本政府の秘められた闇とテロハンターたちが持つ警察庁への怨嗟だった…。秘められた“日本警察の裏面”と“国外スパイ活動の実態”を豪快に描き切る衝撃のエンターテインメント、書き下ろし。



 img20080802.jpg 特命

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 本書、主人公の伊賀・警察庁のキャリア官僚が特命を与えられ事件を解決していくのかと思いきや、警察庁の外事課が日本赤軍の逮捕劇の真相を追いかけていくという内容。サミットとは全く関係のない話で、無理やり洞爺湖サミットにこじつけたって感じだ。

 緻密な取材を経て筆致されているのは伝わってくるが、内容がどうも解り辛い。weep 主人公に課せられ業務や実際の行動が今ひとつ理解に苦しむ、後味の悪い作品だった。angry



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