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2008年11月 9日 (日)

本格ミステリ館焼失/早見 江堂

 森の中の閉ざされた館が崩れ落ち、そして誰もいなくなった!?愛する叔父の死の真相を探る奈々緒、その驚愕の結末とは?本格ミステリーへの愛と蘊蓄に充ちた傑作が誕生―これぞ、21世紀の「ザ・火沼(?)マーダー」だ。



 img20081109.jpg  本格ミステリ館焼失

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 ミステリー作家の巨匠が死んで一年、その一周忌のため、彼にゆかりのある人々が人里離れた館に集まる。その館は、彼の作品に出てくる部屋をモチーフにした数々の部屋だった。そして、その夜一人また一人と招待客が消えていく。shock

 これだけを聞くとアガサクリスティーの“誰もいなくなった”を思い浮かべるが、本書は、似ても似つかぬものであった。冒頭は、オカルトムードから始まり、招待客中の一人の視点から物語が進んでいく。作中の大部分を占める館での内容は、単調なままに終わり、人物描写に於いても中途半端な感じが否めない。また、ラストで明らかにされる犯行の動機は、説得力に欠けるものだった。weep

 著者(早見江堂)は、矢口敦子の別名義のようだ。



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