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2009年10月18日 (日)

臨床真理/柚月 裕子

 2008年 第7回 『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品



 臨床心理士の佐久間美帆は、勤務先の医療機関で藤木司という二十歳の青年を担当することになる。司は、同じ福祉施設で暮らしていた少女の自殺を受け入れることができず、美帆に心を開こうとしなかった。それでも根気強く向き合おうとする美帆に、司はある告白をする。少女の死は他殺だと言うのだ。その根拠は、彼が持っている特殊な能力によるらしい。美帆はその主張を信じることが出来なかったが、司の治療のためにも、調査をしてみようと決意する。美帆は、かつての同級生で現在は警察官である栗原久志の協力をえて、福祉施設で何が起こっていたのかを探り始める。しかし、調査が進むにつれ、おぞましい出来事が明らかになる。



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 本書、臨床心理士が患者である障害者をカウンセリングしていく過程で、ある事件に絡んでいくというもの。序盤は大したことはなく、中盤あたりから引き込まれる作品ではあった。だが、途中で真犯人が解ってしまうのはいただけない。障害者に関連する犯罪だっただけに難しかったのか。



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2009年3月15日 読破

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