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2012年11月26日 (月)

禁断の魔術/東野 圭吾

 『虚像の道化師 ガリレオ7』を書き終えた時点で、今後ガリレオの短編を書くことはもうない、ラストを飾るにふさわしい出来映えだ、と思っていた著者が、「小説の神様というやつは、私が想像していた以上に気まぐれのようです。そのことをたっぷりと思い知らされた結果が、『禁断の魔術』ということになります」と語る最新刊。「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」の4編収録。ガリレオ短編の最高峰

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 ガリレオ7に続く、ガリレオ短編集の最新作が早くも登場。しかも掲載の4編が完全書き下ろしのうえに、シリーズ最高峰との前評判なのだから、読まずにはいられない。あまりもの完結ぶりに、これで完結との噂もあるが、ファンは黙ってはいないだろう。科学者湯川の人物像がより深く描かれている。単なる謎解き、犯人探しでないミステリーの醍醐味を東野作品は教えてくれる。とにかく読んで損なしの一級のエンタテインメント

 透視す(みとおす)」。草薙と一緒に入った銀座の店で、ある若いホステスが湯川に特技を披露した。その後、そのホステスは殺害された
 「曲球る(まがる)」。現役続行を模索するベテラン投手に、湯川が協力することになった。そんな中、彼の妻がスポーツクラブの駐車場で遺体となって発見された
 「念派る(おくる)」。双子の姉妹の妹が、姉に連絡を取るよう頼んできた。胸騒ぎがするという。姉は自宅で、頭から血を流して倒れていた
 「猛射つ(うつ)」。かつて実験指導した高校生が、帝都大に入学したことを喜ぶ湯川。しかし、彼の姉が死亡し、入学からわずか1ヵ月で退学。連続器物損壊とフリーライターの殺害に、彼はどう関係しているのか?

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