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2013年7月24日 (水)

無垢と罪/岸田 るり子

 二十四年ぶりに開かれた同窓会で、僕は初恋の女性に再会した。美しい。でも彼女は何かが昔と違っていた。その翌日、僕は知る。彼女が既に死んでいたことを。同窓会の日、僕が語り、心惹かれた女性はいったい誰?(「愛と死」)。幼き日の無垢な想い、無邪気な罪が、時を経てもたらす哀しみの連鎖。『天使の眠り』で多くの読者の心を揺さぶった岸田ミステリー、待望の最新連作集。

 本作、ある殺人事件をめぐる連作短編集となっているが、時系列がバラバラなので多少戸惑うが、最初の2作はほぼ関係していることに気づく。
 驚愕
くするような謎はなく、読んでいたら大体想像がつく作品だ。まぁ読みやすい作品ではある。

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『愛と死』
1話は小学校の同窓会から始まる。
これ1作だけでもなかな良い話である。

『謎の転校生』
更に話がさかのぼり本屋の娘である主人公が、不思議な転校生を好きになってしまう。
このラストでの主人公の行動が思わぬ結果をもたらすことになる。

『嘘と罪』
更に時間がさかのぼり、謎の転校生の正体が描かれる。

『先入捜査』
『謎の転校生』の時点に話が戻る。
こちらは本屋の娘でなくて転校生の目線で書かれた話。

『幽霊のいる部屋』
これは『愛と死』に繋がる話。

『償い』
全部の話を繋げる話。

Stars40

 

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